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小さな幸せをつみあげること [人生勉強]

「少年よ、大志を抱け」と言われて育った世代である。
高度成長期まっただ中の青春であり、がんばれば何者かになれた時代であった。
だから、みんな夢を抱いた。
寝る暇もないくらい忙しかったが、それがいつかは報われると信じていた。

去年より今年、必ず収入があがった時代だ。
物価も毎年あがったから「その収入で早く何かを買っておけ、早く使え。」と国も親も言っていた。

いま、我が娘世代は今年より来年収入が下がる負のトレンド真っ最中。
中小企業の半分は突然冬ボーナスなしの通告があったそうだ。
「その日に備えてできるだけ使わないで蓄えておけ。」と言われている。
そんな中、エコポイントやらなにやらで無駄遣いをすすめる政府。
きっと担当者が私と同じ高度成長期世代なのだろう。
誘い出されるのは同じ世代以上の年寄りたちかも?

今の若者にそらあ効かんで、とひそかにつぶやく。
北風と太陽の寓話ではないが、世間が暖かくなければコートは脱げないものだ。

こういうとき、人は外へいかず、家族や友人たちとひっそりと楽しむことが好きになる。
外食よりは中食、お家で楽しめるゲームが見直されている。
我が家の子供たちはすでに20歳をこえているが、家族が一番大切だと真顔で言う。
一緒にピザやギョウザや鍋をつくり、昨日も今日も同じ話をしながら食べている。
30年前の私は「こんな生活しけている」と思っただろうが、現在の20代は「これが幸せ」だと言うのだ。
円高でダウンコートが安く買えて幸せ、無料ゲームアプリをクリアして幸せ。
「大志なんて抱くだけ無駄。」だと、はっきりのたまうのだ。

身近な幸せをこつこつ積み重ねていく、窓の外を夢見たりはしないのが彼らなりの処世術なのだ。
顔をだしても猛吹雪にあうかもしれないしと言う。
はじめは「若者のくせになんて世界がちっさいんだ。」と思ったが
人類の歴史をみても、氷河期には身を縮めるのが本能というもの。
今、あえて寒風の中、冒険にでかける必要もない。
いつまでも永遠に冬のままということもないのではないか。
いつか来る雪解けまでに、小さな幸せで心を見たし、気持ちをつないで元気でいてほしい。


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