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資源経済学 [環境問題]

30年ぶりに学生をしている。
先生はほとんど年下である。
同級生は90%年下だが、10%は年上である。
定年退職後に社会人枠で再勉強を開始したシルバーである。

今、新しい学問ということで、資源経済学を学んでいる。
環境経済のときはシルバーもちらほらいたが、こちらは私一人である。
なんでも日本では専門家が数名しかいない分野だそうだ。

水利権売買やら、資源管理など、日経新聞のトピックにありそうな話題ばかり。
日本は資源のない国だ、資源がないから貿易するしかないと教えられてきたが
資源がないって悪い意味ばかりではないそうだ。

「資源の呪い」という言葉がある。
鉱物資源に恵まれた国は、その資源を売って儲けようとする。
その資源に付随する一次産業に人と金がむらがる。
なので、二次産業の発達がおくれる。
製造業など二次産業のほうが多くの人を養い、多くのお金が得られるはずなので、国としては発展が遅れる。

資源の切り売りをして儲けたお金が、教育やらインフラ整備やら、産業振興やらにつぎ込まれるならいい。
次の産業で国民を食べさせていけるからだ。
しかし、多くの場合、そういう資源で得た金は、他のことにはなかなか向けられない。
売っても売っても、豊かにならない状態で国民は貧困から抜け出せない。
これを資源の呪いとよぶらしい。
「資源のない国のほうが、製造業を発展させて豊かになります。」

この先生に学んだ事で印象深いのは、リスク問題。
今回の原発事故に関し、こう話された。

300年に一度の津波、1000年に一度の地震を想定するかしないかということが話題になっています。
過去にあったこと、これから起こりそうなこと、なにもかも想定して、怖がって準備していたのでは生活できないという人もいます。
現在のリスク管理は起こる可能性と被害の大きさをかけ算にして、想定します。
10年に一度の事故でも小さなものであればリスクは小さいです。
1000年に一度しかおこらないことでも、それが国の半分も揺るがすような大きな被害をもたらすものなら、リスク全体としてはとても大きいものと判断します。
それは外国ではもうすでに取り入れられつつある方法ですが、日本ではまだなんです。
1000年に一度しかおこらない、じゃあ、いつおこるかおこらないかわからないようなものだ。
そんなことを想定するなんて、杞憂だと考えています。
東電など企業はお金のかかることは考えたくないのが当たり前です。
政治家もしかり。
国土交通省や経産省という、管理指導するべき日本の行政機構の考えが遅れているんです。
今回の地震の人災部分、責任は国にあります。

若い人ならこその言い切り方が格好よかったな。





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